UpdateCopy の続き

PowerShell

以前に、UpdateCopyするスクリプトを書きましたが、訂正と追加があります。
訂正分ですが、UpdateCopyに失敗する場合がありました。
コピー先にファイルが存在していないと、絶対パスに変換時エラーになります。



param([String]$srcfile, [String]$dstfile)
# 相対パスから絶対パスへ

$srcfile = Convert-Path $srcfile

# ファイルがないとエラーになる

if ([System.IO.File]::Exists($dstfile))

{

  $dstfile = Convert-Path $dstfile

}
[System.IO.File]::SetAttributes($srcfile, "Normal")

if ([System.IO.File]::Exists($dstfile))

{

  [System.IO.File]::SetAttributes($dstfile, "Normal")

  $srctime = [Syste.IO.File]::GetLastWriteTime($srcfile)

  $dsttime = [Syste.IO.File]::GetLastWriteTime($dstfile)

  if ($srctime -gt $dsttime)

  {

     [System.IO.File]::Copy($srcfile, $dstfile, $true)

  }

}

else

{

  [System.IO.File]::Copy($srcfile, $dstfile)

}
上記のスクリプトを使って、フォルダごとUpdateCopyするスクリプト


$dstpath = "コピー先のフォルダパス"

Get-ChildItem "コピー元にフォルダパス" | foreach (&_) {.\UpdateCopy.ps1 $_.fullname (Join-Path $dstpath $_.name)}
UpdateCopy.ps1 は最初のスクリプトをファイルにしたものです。
あるフォルダの中だけを別のフォルダにUpdateCopyするスクリプトです。
サブフォルダは、コピーしないので注意してください。
サブフォルダある場合は「-recurse」などのオプションを追加してください。


簡単に解説すると、Get-ChildItem（つまりdir）でフォルダのファイル一覧を取得する。
一覧をforeachで１つずつUpdateCopy.ps1 に引数で渡します。
第2引数には、コピー先のフォルダとコピー元のファイル名のみをジョインしたものを渡す。