ホワイトカラー・エグゼンプション

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「ホワイトカラー・エクゼンプション」は、確かに簡単に言ってしまえば、年収など一定条件を満たしたサラリーマンを一日8時間、週40時間という労働条件の規制から外す制度ではある。しかし、英語名が使われているように、元来主としてアメリカというビジネス社会で、かなりの年月を経て熟成してきた制度である。アメリカに特有な経営風土の中で形成されてきた働き方の仕組みであり、その部分だけを切り取ってきて移植しようとしても、うまく行くとはかぎらない。ひとつの制度がある風土に受け入れられて根付くには、かなりの時間とさまざまな条件が必要である。「日本版」はそれほど簡単には作れない。

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最近、テレビ・新聞でよく出てきますね。
国会に提出するとかしないとか話題になっています。
労働組合経団連が意見真っ二つという感じ。
現実から言えば、残業代なしの人はたくさんいます。
(僕も残業代なしです。)

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しかし、決定的に無理なところがあった。当のホワイトカラーの人々にとっても聞き慣れない制度を導入をした場合に、職場の風土を含めて暮らしや働き方のなにが変わるのかという説得力を持った説明がまったくできていない。自動車の部品が壊れたからといって、部品だけを取り替えれば動き出すという話ではない。

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そうなんですよね。
制度だけではね。
共にWinになれる制度であるとの、説得力がないですね。