マイクロソフトの業務アプリ進出は秒読み

http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/NC/ITARTICLE/20050509/160509/

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今回の人事のサプライズ(驚き)は、日本法人の勤務経験もある欧州マイクロソフト幹部などの有力候補を押しのけて、入社2年に満たないヒューストン氏が、日本法人のトップに就くことだ。日本はマイクロソフトにとって、北米に続く第2の重要市場である。

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業務アプリケーション分野への進出には、さまざまな障害が伴う。特に、これまで同社の成長を側面から支援してきた、大塚商会オービックビジネスコンサルタントOBC)といったパートナーとの競合は必至だ。

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実はローディング時代、マイクロソフト日本法人は“自治権”を半ば失っている。ローディング氏は、対外交渉や戦略策定に時間を割き、強面(こわもて)の顔はあまり見せなかったが、同氏とともに就任した執行役常務のアダム・テイラー氏が、「グローバルな数値目標達成のため、徹底的な業績管理で社内を締め上げた」(別の幹部)。日本法人は組織図上、海外営業部門の下にあるが、実質的には各製品/サービスを統括する米国法人の事業部門に、「はしの上げ下ろしまで指図されている」。
こうした体制を嫌った日本人幹部は、ここ1〜2年で相次ぎ退社した。日本法人の創業メンバーで、同社の精神的な支柱とも言える古川享氏(現・執行役 最高技術責任者)も、「すでに退任の意向を固めている」(関係者)。「調整型」と評される、ヒューストン氏の手腕が試される。

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う〜ん、本当なのかな?